ブレーメンの音楽隊に思う

 ブレーメンの音楽隊はご存知の通り、有名なグリム童話の一つである。

 NHKのEテレで昔あった【昔話裁判】を2か月ほど前に再放送で観たのが発端ではあった。物語を知らない人のためにちょっとだけあらすじを紹介しますね。

 年老いたロバが明日主人に殺されて食べられるという事になって逃げ出し、同じような運命にあった鶏、猫、犬と意気投合してブレーメンに言って音楽隊に入ろうというという事になった。
 道中お腹を空かした3匹と1羽が盗賊の一味の家を見つけ、力を合わせて盗賊一味を追い出す。

 ・・・・というような内容です。

 グリム童話が刊行されたのは1815年で、グリム兄弟が民話伝承を収録した(内容的には脚色された部分も多いが)という事になっていて、話自体はそれ以前の民話や伝承であると思われます。
 時代的にはヨーロッパの中世期になるわけなんですが、ヨーロッパの歴史というのは、小林よしのり氏のゴーマニズム宣言によれば、侵略の歴史ということで、白人以外はすべて動物であり、その動物は(白人が)生きるために殺しても良い対象であったという。狩猟民族だった彼らは、神の名のもとに殺戮を繰り返し、世界中に行っては他民族を殺し、略奪し、奴隷としたのだそうである。これは紛れもない事実であって、それは表現を変えてはいるものの、教科書にも載っている。
 ここでこのブレーメンの音楽隊に出てくる動物たちと、この時代背景に無理やり関連付けさせて考えてみた。

 ブレーメンの音楽隊の時代背景から、この物語が生まれたような考察は見当たらなかったし、自分が書くことは空想ではある。
さてと。

 白人の一部が現在も世界の富を握り、世界の覇者であるのはご存知の通りである。白人の観念からして、有色人種は動物であり、殺しても良い、という対象なのだという概念を前提に、このブレーメンの音楽隊の話を読んでみると、ちょっと変な感じを受ける。
 Eテレの昔話裁判ではロバが犬たちを扇動し、罪に問われる訳なのだが、この時代の白人の思想から言えば、略奪は生きるために許される行為の一つであるのだから、ロバが法に問われることになるのだろうか? むろんヨーロッパの法でも略奪や殺人は(当時でも)法に問われるものでったことは想像に難くないが、動物が(盗賊とはいえ)人間を襲う物語が正当性を持っているという点に不思議な気持ちを覚えたのである。
 動物=有色人種という図式が成立するなら、その物語が白人の世界で語り継がれた昔話という形になるには、どうも違和感がある。(え~、あくまでもこじつけデス)
 それで、今の世界の図式に当てはめてみると、ちょっと面白い格好になりはしないか。
 金を持っていて、家を持った白人の盗賊たち。 ロバ、犬、猫、鶏の動物たち。 白人の盗賊を白人たちの国(植民地後独立した国家も含む)この動物たちを有色人種の国という風な具合に当てはめてみると、けっこうおもしろい図式が成り立ちはしないだろうか。

 断っておくが、自分は思想家ではない。ただ、風刺としてみると面白いかも・・・と思っただけである。

 世界の未来がどのようになるか自分には分からない。有色人種が一致団結して白人社会を滅ぼそうなんて思ってもいない。第一、自分は白人の文化や哲学なんかも好きだし、個人として付き合う分には、どの民族も良い人がいっぱいいると信じてる。(ただ悪いやつもいっぱいいるとは思うけどね。)
 
 昨今の嫌韓報道やアジアの情勢から日本の立ち位置を模索して、本当の意味での独立国家になって欲しいと願う。課題は山積みであるが、それを解消していける知恵はきっとあるのだろうと信じます。では、また。

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